上司に伝えた
先日、半期に一度ある面談をした。
その時、とうとう上司に「今年度中には辞める」旨を伝えた。
もちろん上司は相当にびっくりした。そりゃそうだわな。自分が上司の立場でもびっくりするわ。
「辞めたい」ではなく「辞める」にした。「辞めたい」というと「まだそう思っているだけで引き留められるのでは?」と思われそうだからである。
仕事を辞めるか否かは相手が決めることではなく、自分の意思で決めるものだと思うから。
もちろん会社にとっては辞められると困るわけだし、時期だって選びたいだろう。
自分の場合、病気のこともあるから、働いていてある日突然「もう会社に行けない」という可能性もいくらかあるのでは?と思っている。その時に突然来なくなるよりは、自分から時期を決めた方が良いだろうと思った。
もちろん辞めるにあたって、今までに何回も資金のシミュレーションはした。
現在保有している資産の金額、これからの運用利回り、支出予定などなど。
それらを計算して、最悪の場合年金をもらえるようになるまでに全く働かなくても、なんとか生活できるだろうと判断したから辞める決断ができたのだが。
仕事を辞めたい理由、そして家族の理解は得られた
さて、私がなぜセミリタイアを考えているかと言うと、ちょっとした病気をしてしまって、それがなかなか治りそうにないからである。症状は常に出るわけではなく、出たり出なかったりなので、休むこともなく一応毎日会社には行っている。症状がひどい時は仕事ははかどらないのだが。
どうもその原因は仕事のストレスでは?と考えているが確証はないので何ともいえない。会社を辞めたところで治らないかもしれない。でも続けていてももっと治りそうにない。
「本当に自分の人生を考えて、これからやりたいことは何か?」ということを、病気になってから頻繁に考える。すると「仕事ではないな。」と思うようになった。お金はそれなりに貯まってきたのでしばらくは働かなくてもなんとかできそうである。
たとえば定年まで働いた後で好きなことをしたいと思っても、体力・気力が低下してあまりやりたくないなと思うかもしれない。それであれば、まだ体力・気力もある今のうちにやりたいことをやっておきたい。
暇すぎて働くにしても、だいぶ飽きてきた今の仕事をずっと続けるよりは、安いアルバイトでも良いから、いろんなことをしてみたい。例えば農業の手伝いでもタクシーの運転手でも。短期のアルバイトの方が時間の融通がきいて良い。
病気になる前は会社を辞めるなんて全く考えたことなかったのだが、病気になってからはそればかりである。やっぱり環境などが変われば変わるものである。
以前に家族の理解を得るにはどうしたら良いだろうか?と書いてから悶々としていたが、今日改めてまた「辞めたい」と言ってみた。「辞めてどうするの?」と聞いてきたので、やってみたいことをいろいろ並べてみた。「旅行をしたい」「農業のアルバイトとかしてみたい」「外国語を勉強する」「自転車で走る」などなど。
「体を大事にしてもらいたいし辞めても良いんじゃない」と了解を得ることはできた。妻ばかり働かせるわけにもいかないので、「いつまで続けたいの?」と聞いてみると「45歳になったら辞めたい」と言った。あと4年後か。まぁその辺は任せよう。
一応自分としては、最悪この先全く働かなくても、何とか投資の配当などでやっていけるのでは?というメドづけまではしている。
さて、後は会社に伝えるだけである。これまた勇気のいる話しだからタイミングが難しいが。。
セミリタイア時の仕事を考える:農業アルバイト
もし、セミリタイアした時に何かやるとしたら何が良いだろう?と少し考えてみる。
ちょっと前にいろんなブログを見てた時に、40歳過ぎたおっさんがコンビニの短期アルバイトを探しても難しいと書いている人がいた。
雇う方はやっぱり若い人がいいと思うらしい。あとは保証人がいるとか。
アルバイトと考えると、警備・施設管理・介護・宅配便・運輸・コンビニなどが思い浮かぶ。夜勤とかあると大変そうである。
ということで、ふと農業のアルバイトが思い浮かんだ。農業は収穫の喜びとかありそうだし、いろんな仕事があって飽きなさそうである。体を動かすから鈍らない。また収穫期など人でのいる繁忙期があるからその時だけ短期のアルバイトをして、それ以外の時期は休めば良い。また自分は都会よりは田舎好きである。農業であろうが、上に書いたような仕事であろうが、体力勝負で大変そうであるが、自然を相手にする農業だとまだ精神衛生上は良さそうである。
「農業 アルバイト」で検索すると「農家のおしごとナビ」というのが短期のアルバイトがいろいろ載ってておもしろそうである。果物とか野菜とかいろんなものをその時々でやるのも楽しそうだ。
沖縄とか南大東島(!)でのサトウキビ関連の仕事とかいうのもある。島好きには良さそうだ。と考えながら夢想してみる。
セミリタイアをするための障害
このブログを人気ブログランキングに登録してみた。
そのサイトにログインするとアンケートが表示される。
その一つで「セミリタイアをするための障害は何ですか?」というものがあった。そのアンケートを再び出すのはどうするかわからないので、選択肢の記憶はあやふやであるが、「資金をどう確保するか」「家族の理解」「ご近所の目」「会社」などがあった。
自分としては「家族の理解」が今のところ一番の障害である。家族の理解が得られたら、次は会社をいかに辞めるかが障害になりそう。
妻に「会社辞めたいな-」と言うと「辞めるのはいいけど、そのあとどうするかを考えておけ」と言ってくる。
どうするかなんて辞めてから、のんびり探すしかないんじゃないかと思うのだが。
「プラプラされても困るし」
その意図するところは世間体なのか、生きる目標を持って欲しいということなのか、、
難しいなぁ。
ということで、家族の理解が目下のハードルである。
なぜ働くか?
なぜ働くか? それはもちろん生活するため。生活するにはお金がいるから。
じゃぁファイナンシャル・インデペンデンス(経済的独立)が見えてきて、生活資金を得るために仕事をする必要がなくなりそうと思ってくると、なぜ働くのか?と改めて考えてみる。
充実感・達成感・仲間と仕事をしたい・趣味がないから・世間体・暇だから...人によっていろいろだろう。
仕事にやりがいを感じてその中で充実感・達成感を得ている人はなんの迷いもなく仕事を続けるだろう。仕事をすることで満足感を得られるからであり、お金は副次的なものである。
では、仕事にあまり意欲を持っておらず、世間体を気にしない、仕事をしなくても趣味などでやることがあると言う人は、もう働かなくてもいいやと思いそうである。
自分は後者の方である。
ある時期までは仕事にやりがいもあったし、まだまだリタイアできるほど資産も貯まっていなかったので、仕事を辞めるなんて考えもしなかった。
ただ最近仕事の内容が少し変わってあまり充実感が得られなくなると、だんだんと働くと言うことがつまらなくなってしまった。そして、今ある資産から今後の資金のシミュレーションをいろいろしてみると、定年まで働かなくてもなんとか生活できそうと思えてきた。
そうするとますます仕事のモチベーションも下がるという。
さて、いつ辞めるか。
いくらくらいの資産があれば良いか?
セミリタイアなどをする際にどれくらいの資産があればよいか?
もちろん家族構成・持ち家/賃貸・居住場所・年齢などによって異なる。サラリーマンがある程度稼いでお金を貯めるとする。
平均的な給与とか家計支出とかをネットで統計思慮を見てみると、年収は500~600万、家計支出も400~500万程度といったところか。
株式投資で資産を得て、配当金とキャピタルゲインで年間支出をまかなうことを考えてみよう。
配当利回りは日本株で平均2%弱、アメリカ株で3%弱と言ったところ。キャピタルゲインも含めて低めに見積もり、3%の利回りを得るとする。
年間400~500万を得ようとすると、1.3億~1.6億あれば投資利回りだけで生活できそうということがわかる。
150,000,000×0.03=4,500,000円
ということで、1.5億あれば、完全引退しても大丈夫そうである。(簡単に言うな!)
目指す金額の目安として意識しておこう。
はじめまして
さて、ブログでも始めようかと思う。
テーマはファイナンシャル・インデペンデンスあるいはアーリーリタイアあるいはセミリタイアというあたり。どれも似ているようで、ちょっとずつ意味合いは違う。
ファイナンシャル・インデペンデンス(financial independence)とは経済的独立。使用する分野によって意味合いが違うかもしれないが、ここでは、生活費などを給料のみに頼るのではなく、投資などの収益から生活できるほど独立できそうな状態を指す。実際に独立するかどうかは別とする。
アーリーリタイアとは、「早期退職」。すなわち、定年よりは前に引退すること。
セミリタイアは、「半退職」というか、完全な引退まではいかないまでも、人生の中で働く比重を抑えて、悠々自適に過ごす感じ。
意味合いは違うが、密接に関連している。
アーリーリタイアなり、セミリタイアをするには経済的に独立していないといけない。セミリタイアなら、完全に独立していなくても、一部独立していれば実現できる。アーリーリタイアを完全なる引退とすると、セミリタイアとは意味合いが変わってくるが、人によってはアーリーリタイアとセミリタイアを同じような感じで使っている。またいったんリタイアしてもまた何かしら働くということに興味が出てきて働き始めたら、セミリタイア状態になりそうだし、行ったり来たりするのだろう。
グダグダと書いたが、上記のあたりについて書いていきたいと思う。