40代でアーリーリタイアしたブログ

20年強のサラリーマン生活を止め、2017年8月からセミリタイア(アーリーリタイア)を始めました。退職する少し前の時期から、退職に向けての心境などを書いてきました。

「仕事なんか生きがいにするな」を読了

以前に記事にした「仕事なんか生きがいにするな」という本を本屋で見つけ、ちょうど今の自分の気持ちに合う本だったので買って読んでみた。

全体的に納得できる内容だったし、参考になった。

どういうことが書かれているかというと、

 「働く」ということが大部分の人にとって「仕事」という「道具や作品のようなものを生み出す行為」ではなく、「労働」という「生命や生活の維持のために、必要に迫られて行うような作業」になってしまっている。それなのにこの「労働」を賛美するような労働教に囚われていると。

一方これらのどれよりも大切なこととして「観照生活」という「自然や宇宙の真理を感じ取るべく、静かにそれと向き合う生活」があるとのこと。

どうすることかというと「『心=身体』が様々なことを味わい、喜ぶこと」とか「日常に遊びを取り戻す」とか「料理や食を大切にする」とか「日常の中で、あえて無計画、無目的に自分の行動を即興に委ねて変えてみる」とかをするのが良いらしい。

 

頭では「世間体などいろいろ考えると働くのが普通でしょ」と考えたりするのだが、身体に不調を来した今の状態では、身体のことを考えて無理して働くべきではないと考える。

仕事を辞めて何をするのか?好きなことをしていたい。あちこちに旅行に行きたい。行きたいところはたくさんある。外国語に興味があるから、興味のある外国語を勉強してみたい。

いつかどこかで働いてみようとなったら、そういう気持ちを抑える理由はない。

 

最後には

「心」の向くまま気の向くまま気軽にやってみる。気が向かなければやらない。「継続」などと堅苦しく考えたりせず、ただ壮大な人生の暇つぶしとして「遊ぶ」のです。

とある。

今の自分の背中を押してくれるような文章である。

 

 

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