「カンブリア宮殿」で「レオス・キャピタルワークス」の回から
先日の「カンブリア宮殿」の「レオス・キャピタルワークス株式会社」の回を見た。「ひふみ投信」を運用・販売している会社である。
投資云々の話しはアーリーリタイアとしてはあまり関係ない話しなのでここでは省略する(投資することでアーリーリタイアの可能性を高めるという意味では大いに関係あるがここでは置いておく)。
最後に出てきた、日本に観光にやってきた外国人に話しを聞いていた。曰く「投資をしていて資金に余裕があるから、旅行もできる」ということを言っていた。人によっては「投資額は1億円」だとか。そんな風にさらっといえるからこそ海外旅行もできるというものである。
対する日本人の60代くらいの夫婦。銀行の預金に頼る生活で、いつまでも働かないといけないという状況を対比させていた。
「投資に興味がない・拒否感がある」という人の割合の多い日本人に投資の有用性に気づいて欲しいなと思う。自分が積み立て投資によってある程度資金的に余裕を持たせることができたという実績もあるので。
「いつまでも働いて生活資金を確保しないといけない」と考えている人が多いのだろうが、お金を持っている・もっていないと「鶏・卵の関係」と思う。投資をする人の割合が多くなり、お金に余裕がある人が増えてくるとアーリーリタイアももう少し一般的になるのではないか?と思う。働かなくても生活できる人が増え、「無職でぶらぶらしている人」に対する偏見の目が弱まればアーリーリタイアをしやすくなると思う。
「みんなが働かずにぶらぶらしていたらいい」と思っているわけではない。働きたい人には大いに働いて欲しい。ただいくら働いても安月給でお金が貯まらない人とか長時間労働を続けて身体を壊したり自殺する人が出るような社会はおかしいと思うので、そういう人が少しでも投資という技を身につけて、多少なりとも気分的に余裕のある生活になればなぁと思う。
自分も身体の調子が悪いが、資金的に余裕があるからこそ、なんとか絶望せずに「まぁ仕事辞めてもいいか」と思えているのである。